サードウェーブコーヒーを愉しむ
サードウェーブコーヒーとして大手コーヒーチェーンが牽引している新しいムーブメントですが、
ブルーボトルコーヒー以外にも、実はこだわりを持つコーヒーショップで
サードウェーブコーヒー(スペシャルティコーヒー)を楽しむことができます。
豆の特徴を活かして自家焙煎を行ったり、豆に適した抽出方法を工夫し、
ハンドドリップで丁寧に入れてくれるお店、また、コーヒー豆の産地を選べるお店や、
ハンドドリップ、コーヒープレス、水出しコーヒーなど抽出スタイルが選べるお店もあります。
スペシャルティコーヒーなどサードウェーブコーヒーに用いられる豆は、
淹れ方により風味が全く異なるため、同じ豆を異なった抽出方法で味わうという
コーヒーの新しい楽しみ方ができます。
先にも述べましたが、このサードウェーブは日本のこだわり喫茶の文化と近しい部分があります。
シアトル系コーヒーチェーン店の流行で生まれた「コーヒーのスイーツ化」に
抵抗を感じていた人々にとって、豆本来の個性を尊重するサードウェーブのスタイルは、
新鮮というより懐かしく感じられるかもしれません。

関東
FUGLEN TOKYO(フグレン トウキョウ)
ノルウェーでは一般的なエアロプレスで淹れたフルーティーなコーヒーも味わえるのが
特徴のコーヒーショップです。
ノルウェーのオスロに本拠地があり、
「世界で最高、飛行機に乗ってまで試しに行く価値あり」と絶賛される人気のカフェが
2012年に海外進出した第一号店です。
NOZY COFFEE(ノジーコーヒー)
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2010年にオープンした比較的新しいコーヒーショップであるNOZY COFFEEは、
上質な豆をブレンドせずにシングルオリジンにこだわって提供しており、
クオリティの高いコーヒーが味わえることでも有名です。
豆は店内で焙煎しているため、芳醇な香りが漂うコーヒー好きには堪らないお店でしょう。
OMOTESANDO KOFFEE(表参道コーヒー)
古民家を改築したとても温かみのある雰囲気が特徴のコーヒースタンドです。
表参道で人気のベーカリー「パンとエスプレッソと」を手掛けた
バリスタの國友氏がプロデュースしたお店ということでも有名です。
SATURDAYS SURF NYC(サタデーズ サーフ NYC)
アパレルショップとして有名なSATURDAYS SURF NYCのコーヒーブランドであり、
流行のスタイルであるアパレルショップの中にあるコーヒーショップです。
2012年に代官山にオープンした注目のライフスタイルショップとして注目を集めており、
腕に定評のあるバリスタたちが淹れるサッパリとした酸味のあるコーヒーが特徴です。
ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)
数種類の厳選されたスペシャルな豆だけを扱っている、こだわりのコーヒーショップです。
サードウェーブの醍醐味であるシングルの豆をストレートで楽しむのも良いですが、
こちらにはブレンドもあり、それも評判の高いコーヒーです。
定期的に開催されている「コーヒー教室」では、コーヒーの楽しみ方をプロに教わることもできます。
関西
Brooklyn Roasting Company(ブルックリンロースティングカンパニー)
NYのブルックリンでスタートしたコーヒー焙煎のラボラトリーです。
高品質のフェアトレード認証、レインフォレストアライアンス及び有機栽培の認証を受けた
サスティナブルコーヒーだけを提供しているのが特徴で、
ヘルシー志向、エコ志向の方に人気があるショップです。
ALL DAY COFFEE(オールデイコーヒー)
豆の個性を最大限に引き出すハンドドリップコーヒーもさることながら、
LAMARZOCCOのエスプレッソマシンで淹れるカフェラテなどが楽しめる
サードウェーブコーヒーのコーヒースタンドです。
LiLo Coffee Roasters
コーヒー好きのオーナー運営するコーヒーショップ。
コーヒー好きに選び抜かれた、本格スタイルのサードウェーブコーヒーを楽しむことができます。
WEEKENDERS COFFEE(ウィークエンダーズコーヒー)
2011年9月にリニューアルし、自家焙煎メインのコーヒー専門店となっている
京都のコーヒーショップです。
今では喫茶スペースがなくなり、焙煎メインとなっているが、
スタンディングでコーヒーを愉しむこともできます。